歯科コラム

予防歯科

こんにちは歯科衛生士の伊藤です。

予防歯科というキーワードは、最近TVコマーシャルや、歯医者さんで目にすることがあるけど、実際は何をすればいいの?ただの歯磨き?とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、予防歯科の具体的な内容について、大まかにご説明いたします。
まず、予防歯科にはプロフェッショナルケアとホームケアがあります。
今回は、歯医者さんで行うプロフェッショナルケアをメインにご説明いたします。
プロフェッショナルケアの始まりは、定期検診から始まります。
お口の現状を把握し、治療が必要な箇所は治療を完了させます。
その後、虫歯が無くなり歯周病の症状が安定した状態を維持することが大切です。
歯医者さんでは、歯科医師や歯科衛生士が、歯ブラシでは落とすことのできない歯垢が硬く石灰化した「歯石」を超音波によって、歯の表面から歯がしていきます。
特に、ご自身ではあまり見ることのない下の前歯の裏側や、上の奥歯の頬っぺた側には硬い石のような歯石がついていることが多くあります。
細菌にとって、歯石は住処として最適なので、定期的に除去する必要があります。

次に、PMTCと呼ばれるプロフェッショナルメカニカルティースクリーニング(機械的歯面清掃)があります。
歯医者さんで歯科医師や歯科衛生士により、フッ素配合のペーストを用いて、
日常の歯ブラシ清掃ではとり切ることのできない、ステイン(着色)や、歯の表面についた細菌が作っているバイオフィルムを除去します。

予防歯科は、患者様と歯医者の両者が二人三脚で行っていくお口の健康維持です。
ご自分では、満足されている日常の歯磨きも実は効率的でないかもしれません。
より上手な歯磨きの習得などホームケアの充実のためにも、一度お気軽に当院までご来院ください。

訪問歯科始めます!

こんにちは♪

歯科衛生士の華山です。

訪問歯科というシステムをご存知でしょうか。

お口のトラブルを抱えていても、通院が難しく諦めてしまうケースがあります。

厚生労働省によりますと、要支援・要介護認定者は20193月末時点で658万人。75歳以上の後期高齢者の増加とともに2040年には950万人を超えると推測されています。

歯科の受診率は7579歳をピークに、その後急速に減少しています。入れ歯の不調やむし歯、歯周病などの問題があっても歯医者に行けないかたが数百万人はいると考えられています。

自宅での介護では、お口のケアまで手が回らないこともあるでしょう。

訪問歯科診療では、入れ歯の調整、修理、むし歯・歯周病治療のほか、歯科衛生士による専門的口腔ケアも受けられます。

口腔ケアはむし歯や歯周病を予防するだけでなく、誤嚥性肺炎のリスクの減少にもつながりますし、口臭も減ります。

誤嚥性肺炎は唾液に含まれは細菌が誤って気管に入り、肺で繁殖することで起こります。口腔ケアでプラークや歯石をきれいにすると、口腔内の細菌が減るため、唾液が肺に入っても誤嚥性肺炎を起こす可能性が少なくなります。体力が低下している方ほど肺炎などの感染症を起こしやすいので、口腔ケアはより大切といえます。

訪問歯科のご相談・ご要望の方は是非お電話くださいませ。

 

スポーツドリンクと虫歯の関係

こんにちは!!
受付の小林です。

皆さんは前回のblogの問題は答えられましたか?
唾液の力は改めて凄いと感じされられましたね!!

さて話がかわりますが暑い日が続いていて、のどが渇きやすい季節ですね。

今年は猛暑といわれているため、熱中症対策のためにも水分補給は欠かせないですね。
そこで水分補給のためにスポーツドリンクを摂取する方も多いのではないでしょうか。

私もこの種の飲み物をよく飲んでます。

しかしスポーツドリンクは意外な落とし穴があるのです!今回は歯とスポーツドリンクに関するお話をさせていただきます。

スポーツドリンクの成分
ヒトは、体重の約50~60%が水分でできていて、一日におおよそ2.5リットルの水分が排出されていると言われています。

食べ物にも水分が含まれてはいますが、意識的な水分補給は必要です。

とくに暑い夏は、汗といっしょに塩分も流れ出てしまっているため脱水症状が起きやすいです。

効率的な水分補給を行うためには水だけでなく、電解質、つまりナトリウムと少量の糖質も含まれていた方がより吸収しやすいのです。

そこで多くの方が選ばれるのがスポーツドリンク。

塩分も糖質も含まれているため水分補給には優れた飲み物です。しかしここで気を付けていただきたいのは糖質量です。

注意したい糖質量!
スポーツドリンクに含まれている糖質の値は砂糖が4~6%と記載されていて、おいしさを出すために多めに糖質が配合されています。

そのため知らず知らずのうちに、歯が脱灰し虫歯を引き起こしてしまう可能性が高いです。

スポーツドリンクに限らず、ジュースや炭酸飲料も同じく注意が必要です。糖質が含まれた飲料も歯の脱灰を招きます。

唾液の作用や歯磨きをすることによって中性に戻りますが、せっかく中性に戻ってもスポーツドリンクやジュースなど糖質が多く含まれたものを口にすると瞬く間に脱灰が起こってしまいます。

スポーツドリンクに代わるもの
そこで今注目されているのが経口補水液です。

経口補水液は水分と電解質のバランスがちょうどよく、すばやく水分補給が行えます。
糖質も1~2%と少量なので脱灰のリスクが少ないです。

特に水分が足りないとき(脱水状態)はおいしく感じられ、水分が足りているときは何も感じられないという特徴があります。

これは体が欲しているサインがわかりやすく、かつ効率よく水分補給してくれるためおすすめです!

体の水分が不足すると唾液の分泌も低下してしまいます。唾液の働きはお口の中でとても重要な働きをしてくれます。

どうしてもスポーツドリンクが欠かせない人は飲んだあとに
□ 歯みがき
□ 洗口もしくはキシリトールタブレットを摂取
してみましょう!

夏に向かい、スポーツドリンクによる虫歯の進行は、ご自身では気づかないうちに進行していることもあります。定期的に歯医者さんに虫歯の有無を確認してもらうことも大切です。

当院でもメンテナンス時にこまめにお口の検査を行っており、注意すべき箇所や虫歯になりかけているところは経過を見ています。
この機会にぜひ当院をご利用ください。

暑い夏には欠かせない水分補給!水分は体でもお口の中でもとても大切な存在です。こまめに水分補給を行い、今年も暑い夏を乗り切りましょう!

だ液は健康を守るまほうの水

元気ですかー!
歯科医師の中西です。

元気があれば何でもできる。
本を読んで勉強することもできる。
ということで、当院の先輩衛生士さんからオススメの本を紹介してもらったので、早速読んでみました。

ただ、本と言ってもほぼ絵本のような読みやすい本です。
内容はとてもわかりやすく説明されていて、歯科医師の私も「さっそく実践してみようかな」と思わせてくれるくらい、よくまとまった良い本でした。

お口は外の世界と繋がっていますので、いろんなバイ菌がいちばん先に入ってくる所です。
しかし、だ液はただ粘膜をコーティングしてくれるバリアというだけではなく、だ液その物にもバイ菌をやっつけてくれる成分が入っています。

また、お口の中の水分が多いと、身体を傷つけることなく食べ物を運んでくれたり、歯に着いた汚れもある程度洗い流してくれます。

そんな、消化や免疫、虫歯の予防と、いろいろと大事なだ液ですが、この本ではだ液を作るだ液腺の発達方法や時期などが解説されています。

昔は
「よく噛んで食べなさい」
「硬いものを食べなさい」
と言われたもので、なんとなくアゴの骨をしっかりさせる為かな?なんて思ってましたが、あれはだ液腺の発達をさせる為だったんですね。

小さい頃は「ヤダよ〜」なんて言って駄々をこねていましたが、なんだかんだそれを守っていた私は、だ液検査をするとわりと結果が良く、実際に虫歯も少ないです。
今となっては親や学校の食育には大感謝ですね。

よくテレビ番組で、お肉やスイーツを「柔らかくて美味しい〜」と言っている事があります。
確かに「柔らかい」は「美味しい」のひとつの条件になってきている感じがありますが、これは身体の健康や発育という点から見ると、あんまり良くないという事が分かります。
柔らかいお肉やスイーツは確かに美味しいですが、日常的に食べるのではなくて、あくまでたまのご褒美にしておきたいですね。

最後にこの本の中で出されているクイズをいくつかご紹介してみます。

皆さんは正解がわかりますでしょうか?
当院のスタッフはもちろん全員お答えすることができますので、答えが気になった方はぜひ当院に遊びにいらしてください✨

勉強会に行ってきました!

みなさんこんにちは、歯科医師の吾妻です!

梅雨も明けて暑くなってきましたね、熱中症に気をつけましょう!

さて、先日、若手歯科医師に向けて行なっているZERO -ICHIという年間コースセミナーの歯周病治療の会に参加してきました!

歯周病はテレビのコマーシャルなどでもよく耳にすると思いますが、全身疾患との関わりがたくさんあると昔から言われています。

糖尿病、心血管疾患、血管障害、周産期合併症、早産、低体重児出産、肥満、メタボリックシンドローム、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患、関節リウマチ、菌血症、腎臓病、非アルコール性脂肪性肝炎、認知症、癌

これら全てが歯周病との関連性があり、歯周病治療で治ってくるもしくは改善してくる可能性がある疾患です!

今あげた疾患の中に、罹っている方や心配なかたいらっしゃったのではないでしょうか?

口の中はあまり興味がないけど、健康でいたいという方はよくいらっしゃいます。

歯周病は全身疾患との関連性があるので、歯科治療をすることによって、全身の健康に結びつくことができます!

ずっと健康でいたいと思っているのであれば、ぜひ歯医者さんに足を運んでみてください!

以下の動画は歯周病の細菌が、どのようにして全身疾患へと繋がっていくのか解説した動画になります。結構リアルで見てて怖くなって、歯を磨きたくなるような動画なのでぜひ見てください!

https://youtu.be/TfQVWtAh07s

*非常勤医師のご紹介*

当院では常勤の歯科医師の他に専門医の先生にも診療をしていただいております。 🙂
今回は非常勤として当院で診療されている歯の根の治療専門の先生のご紹介をしたいと思います

 

三好俊太郎先生 😆
愛媛県西予市出身で、都内の歯科大学を卒業後、歯の根の治療を専門に6年間治療されています。
現在は世田谷区の歯科医院で歯の根の治療を専門としてご活躍されています。
歯科医師専門誌にも論文を多数掲載されております。
当院では毎週水曜日に診療していただいています。

 

 

和田健先生 😀
長野県出身で、2016年日本大学松戸歯学部卒業。卒業後、同大学歯内療法学講座に入局。現在は大学の非常勤研究生と共に顕微鏡歯科治療を専門に診療されています。
当院では毎週金曜日に診療していただいています。

他にも矯正の専門医の先生にも月に4回診療していただいております。
ご興味ある方はぜひお問い合わせ下さい

定期検診の大切さ

こんにちは!歯科衛生士の西垣です

先日、保育園へ歯科検診に行ってきました!

みんなとても元気いっぱいで、私もたくさんの元気とパワーを貰いました✨✊

 

さて、お子様の歯科検診ですが、お子様の歯を歯科医院で定期的にチェックされていますか?
通っている保育園や幼稚園、小学校で歯科健診を受けているから大丈夫、とお考えの保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

子供の歯はより注意深く、虫歯の進行も早いため、定期的な歯科医院への受診をおすすめします!

なぜなら、学校や保育所で行われる歯科検診では、設備や時間の問題があり、歯科医院で行う検査ほどの精密検査はありません。

一方で歯科医院は、歯科治療を行うための専門機関です。

検査のための設備が揃っており、レントゲンやお口の中のお写真をお撮りし、より精密な検査を行うことができます。

また、ひとりの患者さんを検査するためだけの時間がとれ、明るい照明の下でお口の中を隅々まで診ることができます。

検診に来ていただくと、定期的に歯を含めたお口の中の状態を確認し、普段の歯磨きで磨きづらいところ、磨き残しがどこにできやすいかを患者様一人一人に合わせてお教えすることができます。

そして歯のクリーニングを行うことで、お口の中を綺麗な状態にすることができます。

レントゲンで虫歯の有無を確認し、もし虫歯が見つかった場合にはそのまま治療計画を立てることもできます。

また、お子様の歯並びが気になる方も多いと思います。これも、定期検診に通っていただくと、こちらで生え替わりに異常がないかを観察していくことができます。

虫歯の予防、早期発見・早期治療には、定期検診がかかせません。

ぜひ、学校歯科検診をきっかけに歯科医院での定期検診を習慣にしましょう!

世田谷通りデンタルオフィスでいつでもお待ちしております😊

ご予約についてお願い

こんばんは!

歯科助手の長井です。

 

今日はキャンセルポリシーについてお話したいと思います。

 

当医院は【見た目も美しくよく噛める歯をずっと】というコンセプトのもと日々診療しております。

 

お一人お一人にしっかりを時間を取り、必要な検査を行い、診断をし、よく話し合った上で治療方針を決め、精密な治療を進めて参ります。

 

当医院としては患者様の希望に沿った形で治療を進めていけるように努力していますが、最終的に理想的な治療にたどり着くには患者様のご理解とご協力が必ず必要になります。

私たちも最善を尽くしますので、ご来院いただくにあたり以下のお約束をお守りいただければ幸いです。

 

①当院は予約制となっております。

 

皆様にスムーズかつ質の高い治療やメンテナンスを受けていただく為、処置に見合った治療時間と準備・お席の確保が必要になります。

もちろん急なお痛みや詰め物が取れてしまったなどは対応させて頂きますので、お電話お願い致します。

 

②ご予約時間はお守りください

 

お仕事や交通機関の遅延などやむを得ず遅れてしまう場合は、ご連絡頂けますと幸いです。

 

③体調不良や急なキャンセルになってしまった時は、事前にご連絡をいただけるようお願い申し上げます。

 

キャンセル待ちをしている患者様もいらっしゃいますので、早めにご連絡頂けると1人でも多くの患者様を診療できます。

 

④無断キャンセルはおやめください

 

お一人お一人にしっかり時間をとって事前に準備や計画を練って診療していますので、必ず事前にご連絡お願い致します。

 

うっかり忘れてしまっている方もいらっしゃると思いますので、当院でもメール登録など、今できる最善を尽くしておりますので、どうかご協力ください。

 

宜しくお願い致します。

スポーツ用マウスピース

こんにちは☺︎

暑い日が続いてますね

体調を崩さないようにお気を付けてお過ごしください

皆さんは歯医者でマウスピースが作れることを知っていますか?

マウスピースといえば歯ぎしりを防止する為のもの、というイメージを持ってる方が多いでしょうか?

マウスピースにも種類があって、その1つとしてスポーツ用マウスピースというものがあります。

ボクシングやアメフト、ラクロスなどのスポーツでは着用が義務付けられています。

マウスピースを装着することで、歯を守るのはもちろん、顎の骨折を防止したりと、怪我の発生率を減らすことができます。

また、マウスピースがあることで正しい噛み合わせの位置で強く噛みしめることができ、パフォーマンスの向上にも繋がるそうです。

ドラッグストアなどでもマウスピースが販売されていることもありますが、歯医者では11人歯形を採取してマウスピースを作成しますのでフィット感が格段に上がると思います

また、お渡しの際には実際に装着してみていただいて歯科医師が最終調整しますので装着していても話しやすいマウスピースが完成します

気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください

 

こんにちは!

歯科助手 藤井です。

みなさん、マイナンバーカードはお持ちですか?

医療機関でマイナンバーカードが健康保険証として使えるのはご存じの方は多いかと思いますが、、

当院でもマイナンバーカードで対応が可能です!

(マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、ご本人によるマイナポータルから健康保険証利用の「初回登録」が必要ですのでご注意ください)

 

 

 

受付でマイナンバーカードはお預かりせず、登録は患者様に行っていただきます。

受付横にカードリーダーを設置しています。

ここにマイナンバーカードを置いて顔認証または暗証番号を入れていただき、そのまま画面の通りに進んでいただきます

わからなければお手伝いしますのでお声かけください♪

1分もかからず登録完了できます!

マイナンバーカードを登録することで保険証の提示がなくても診察を受けることができます。

また、保険証の切り替えなどで手元に保険証がなくても医療機関を利用できます。

切り替え完了後、手元に新しい保険証が届いた場合はお申し出ください。