だ液は健康を守るまほうの水

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元気ですかー!
歯科医師の中西です。

元気があれば何でもできる。
本を読んで勉強することもできる。
ということで、当院の先輩衛生士さんからオススメの本を紹介してもらったので、早速読んでみました。

ただ、本と言ってもほぼ絵本のような読みやすい本です。
内容はとてもわかりやすく説明されていて、歯科医師の私も「さっそく実践してみようかな」と思わせてくれるくらい、よくまとまった良い本でした。

お口は外の世界と繋がっていますので、いろんなバイ菌がいちばん先に入ってくる所です。
しかし、だ液はただ粘膜をコーティングしてくれるバリアというだけではなく、だ液その物にもバイ菌をやっつけてくれる成分が入っています。

また、お口の中の水分が多いと、身体を傷つけることなく食べ物を運んでくれたり、歯に着いた汚れもある程度洗い流してくれます。

そんな、消化や免疫、虫歯の予防と、いろいろと大事なだ液ですが、この本ではだ液を作るだ液腺の発達方法や時期などが解説されています。

昔は
「よく噛んで食べなさい」
「硬いものを食べなさい」
と言われたもので、なんとなくアゴの骨をしっかりさせる為かな?なんて思ってましたが、あれはだ液腺の発達をさせる為だったんですね。

小さい頃は「ヤダよ〜」なんて言って駄々をこねていましたが、なんだかんだそれを守っていた私は、だ液検査をするとわりと結果が良く、実際に虫歯も少ないです。
今となっては親や学校の食育には大感謝ですね。

よくテレビ番組で、お肉やスイーツを「柔らかくて美味しい〜」と言っている事があります。
確かに「柔らかい」は「美味しい」のひとつの条件になってきている感じがありますが、これは身体の健康や発育という点から見ると、あんまり良くないという事が分かります。
柔らかいお肉やスイーツは確かに美味しいですが、日常的に食べるのではなくて、あくまでたまのご褒美にしておきたいですね。

最後にこの本の中で出されているクイズをいくつかご紹介してみます。

皆さんは正解がわかりますでしょうか?
当院のスタッフはもちろん全員お答えすることができますので、答えが気になった方はぜひ当院に遊びにいらしてください✨

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