2016年 11月 の投稿一覧

歯ブラシだけでは防げない!歯周病

おはようございます。

世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐です。今日は歯周病について。

当院に来て頂く歯周病患者さんの中でたまに聞くのが「ちゃんと3ヶ月〜半年に一回は歯医者さんに通っていたのに」というセリフです。

これは不思議ですよね?ちゃんと歯医者さんに通っていたのに歯周病が進行してしまっているんです。これには大きく分けて2つの理由があります。

1、一旦は良くなったけれどもその後のメインテナンスがうまくいかなかった場合

2、そもそも歯周病の治療がしっかり行われていない場合

まず、1の場合ですが、しっかりと歯周病治療が行われていたのにまた悪くなってしまうことがあります。それは何故かというと歯周病が一度進んでしまった部位というのはとても再発しやすいからです。一回歯周病が進んでしまった部位の歯茎は炎症に弱く、健康な歯茎に比べてとてもプラーク(歯垢)への抵抗性が落ちてしまっています。なのでしっかりとしたこまめなメインテナンスが必要ですし、ご自身でのブラッシングも健全な歯周組織に比べてかなり難しいです。

◯ブラッシングもしづらい

◯プラークにも弱い

この2つの理由により再発しやすいのです。なのでしっかりとした歯周病治療の後は綿密なブラッシング指導、短いスパンでのメインテナンスが必要になります。

次に2のそもそも歯周病治療がしっかりとされていないという事実です。皆さんは歯医者に行って「クリーニング」が1、2回で終わるものだとは思っていませんか!?それは歯周病が全くなく、定期的にしっかりメインテナンスを行なっている方の場合のみです。歯周病がある程度進行してしまっている方の場合は日本の保険のシステム通りに進んでいこうとすると最低9回は通院が必要ですし、重度の方はさらに通院が必要になる場合も多いです。

皆さんが普段行なっている1、2回で終わっているクリーニングというのは歯茎の上の歯石(細菌の塊)を取っているにすぎません。もちろんこれでもある程度改善はしますが、歯周病の治癒には程遠い状態です。一番大事なのは歯茎の中の方に住み着いている細菌たちを、取り除く事が重要なのです。ここには歯茎の上にいる細菌より毒性の強いたちの悪い細菌がたくさんいます。この細菌を取らないと絶対に歯周病は治りません。

なので、ちゃんとした治療を行う場合は

検査   →

歯茎の上の歯石の除去   →

検査   →

歯茎の中の歯石の除去   →

検査

という流れになります。

そしてこの歯茎の中の歯石は頑固にこびりついてるので歯ブラシでは取れませんし、クリニックで専用の道具を使っても例えば1時間で全てを取り除くのは不可能ですし、日本の保険のシステムでは認められていません。なので多くは6ブロックに分けて除去します。そうすると回数がどうしてもかかってしまいます。 この事は歯科医院でもほとんど説明がされていなかったり、実際そこまでの治療を行なっているクリニックも少ないのが現状です。重度歯周病の方の場合は手術を行なっていく場合もありますが一般開業医でこのオペまでやるクリニックは2パーセントくらいと言われています。100件歯科医院を見ても2件だけなんです。

さらに、歯周病は他の虫歯とかのお口の中で起きる疾患と異なり慢性的な疾患なので治療にも時間がかかります。例えば糖尿病の治療の為に何回も病院に通いますし、その後の安定のためにも通い続けますよね?それと、同じです。

これが歯周病がちゃんと歯医者に通っていても進行してしまう原因です。今CMなどで歯周病の事をやっていますが最後に必ず歯科医院に行きましょうと言っていると思います。歯ブラシだけでは治らないからなんです。

歯周病は痛みなく進行し、気づいた時には進んでしまっている事がありますし、治療→メインテナンスも長期的に必要な病気です。

歯周病の時に出やすい症状については次回のブログで書きます!是非チェックして当てはまる内容がある方は検診を受けてみて下さい!

一生自分の歯で噛む為の3本の柱!!!

おはようございます。

世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐聰一郎です。今日はお口の中を健康に保つ為の3本の柱についてお話致します。

この3つをしっかりケア、もしくは治療してあげれば安定した状態を保ち続ける事ができます。

まず1つ目は『虫歯』です。虫歯は歯を失う原因第2位です。みなさんも虫歯には特に気をつけていらっしゃるのではないでしょうか?

そして2つ目は『歯周病』です。歯周病は歯を失う原因第1位です。痛みなく進行してしまい痛くなったり、揺れてきたり症状が出てきた時にはかなり悪い状態になってしまっている事が多いです。

そして3つ目は『噛み合わせ』なんです。上のグラフには噛み合わせで歯を失ったとは書いていませんが、実は虫歯、歯周病によって歯を失ってしまうも歯が折れて歯を失ってしまうのも『噛み合わせ』が原因していることも多いのです。

虫歯であれば一本だけの歯にすごく負担がかかっていればその歯に小さなヒビが入ってしまったり歯が欠けたりしたところから虫歯の細菌が飛び込み虫歯を悪化させているケースもあります。

歯周病であれば噛み合わせが安定してないと治療がうまくいかないですし、良くない噛み合わせをしているところだけ局所的に一気に歯周病が進んでしまう事も良くあります。

そして以前に神経をとって被せ物をしてもらった場合、その歯がしっかり合っていないと突然バキッと折れてしまい歯を抜くことになってしまう事もあります。

つまり

歯を失う第1位、第2位、第3位の全てに『噛み合わせ、咬合』が関わっているのです。さらに噛み合わせが悪いとこの3つに問題が起きなくても顎関節に異常をきたすこともあります。

このようにこの3つの全てを安定させる事が永く健康に保つ秘訣なのです。

虫歯、歯周病というのは虫歯菌、歯周病菌などの『細菌との戦い』です。細菌のコントロールをしっかりとしていく事が重要です。これは当院では様々なデータをとり予防、もしくは治療を行って参ります。

噛み合わせというのは日々の噛む力のコントロールです。噛み合わせの治療についてはホームページにも書いてありますので是非ご覧下さい。自分の噛み合わせのチェックリストもあるので是非試してみて下さい!!同じ歯を何度も治療している。なんとなく噛み合わせが悪い気がする。矯正治療をした事がある。というかたは要注意です!!!

何か問題があって、つまり何らかの症状があって来院される方のほとんどは虫歯、歯周病、噛み合わせ、この3つのどれかに問題がある事が多いです。つまり何らかの問題がご自身の弱い部分に出てくるのです。なのでご自身がまず『虫歯タイプ』『歯周病タイプ』『噛み合わせタイプ』『複合タイプ』なのかを知り治療をスタートしていく事が大事です。しっかりとした検査を行い自分自身のタイプを確認してみて下さい!!

歯磨き大好き日本人。なのに虫歯が多いのは何故!?

おはようございます。世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐です。

厚生省が行った調査によると毎日歯を磨く人の割合は95%、その中でも1日2回磨くという人は73%とかなり高いです。

しかし、こんなに歯を磨くのが好きな国民なのに虫歯の数は先進国の中でも最も多い国の1つに上がっています。30代で虫歯の数は10本を超え、45歳前後で虫歯の数は全28本(親知らずを除く)のうち半分を超えているそうです。

ではこれは何故なのでしょうか!?

これが日本の医療の矛盾なのです。幼い頃に歯医者に行って痛い、怖い思いをして歯を削り、プラスチックの白い樹脂や、銀歯を詰めてもらった記憶はないですか!?

実はこれが落とし穴なのです。

銀歯を入れてもらってしっかり治してもらったと思ってはいませんか??

実はその歯の虫歯は完全に『治癒』したわけではありません。虫歯菌はまたその銀歯の下に出来て来るのです。

保健治療で国から指定されている金属『金銀パラジウム合金』は合金の半分が銀で出来ているのでお口の中で錆びてきますし、銀の柔らかさを補う為に入れているパラジウムも多くの方にアレルギー反応が出るとヨーロッパの国の中では使用を禁止している国もあるくらいのもので世界的にもほとんど使われなくなってきており今はほぼ日本だけでつかわれている状態です。

つまり、その錆びにの間からまた虫歯(二次カリエス)が出来てしまうのです。

なので、まずは当たり前の様にされてきた歯を削る治療というのをなくしていかなければなりません。もちろん、私たちも深くなってしまった虫歯は削る他ありません。なので虫歯が深くなる前にしっかり『予防』をしてそれ以上進行させない様にすることが重要です。

そしてもし削らなくてはいけなくなってしまった歯には高い精度で、お口の中で劣化をし辛い材料で治してあげることが重要です!!

『予防歯科』と『精密診療』がとても大事です!!

歯の健康への意識

おはようございます。


世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐聰一郎です。今日は日本人の口腔健康について面白い調査があったので、ご紹介致します。

それはパナソニック(株)の社内で行われた調査で30代〜50代のビジネスマンに「歯とオーラルケアに関する意識調査」というものです。

『虫歯が無くても歯医者に行きますか?』の問いにある、ややあると、「ある」と答えた人は

アメリカ人   76%

日本人           36%

『自分の歯の健康に自信がありますか?』の問いに「ある」と答えた人は

アメリカ人  85%以上

日本人          30%未満

とどちらも大きな開きがあります。

もちろん国民性、医療制度など多くの要素があるので一概には言えませんが全体として予防への意識は低いと言えるのではないでしょうか!?

また、歯へ年間の投資は

アメリカ人   36000円

日本人           6000円

とまたも大きく異なります。これはアメリカの治療費が高く、日本が保険が効くからではなく『予防』に費用を投じてるからなんです。

やはり個人の歯を守る最大の要因はやはり『自分の意識』です。

そして、まず歯科医院へ行きご自身のお口の中がどのような状態なのかを知ることがとても大事です。

今の状態を知り、その中で自分のリスクを知ることでより効果的に『予防歯科』が行えます。

是非一度ご相談下さい!!!!

奥歯の役割

おはようございます。

世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐です。

今回は奥歯、6歳臼歯の重要性についてお話致します。6歳臼歯は文字通り6歳前後に子供の歯の奥から歯ぐきを突き破って抜け変わることなく一番最初に生えてくる大人の歯です。

つまり、子供の歯の噛み合わせを大人の歯の噛み合わせに移行する最初のポイントなのです。

まずここの2つの歯が噛み合い、その前の歯たちが順番に入れ替わって大人の歯の噛み合わせが出来てきます。

6歳臼歯は上のはで3つの根っこ、下の歯で2つの根っこ(もちろん例外はありますが)から出来ています。これはテーブルや丸イスなどを想像してもらうと分かりやすいと思いますが上からの垂直的な力にとても強く出来ているのです。逆に横からの力にはあまり強くなく、私達歯科医師も奥歯を抜歯する際は左右に揺らして抜いていきます。


つまり、奥歯は縦からの力には強いが、横からの力には弱いのです。以前のブログで犬歯の話をしましたが理想的な噛み合わせの人は夜間にかかる横からの噛み合わせの力を犬歯が守ってくれています。

しかし逆に「ぐっ」と噛む時、上からの力がかかる時はこの6歳臼歯が大黒柱となり根っこが一個しかない前の歯たちを守ってくれているのです。

もちろん例外はありますが、基本的に歯科治療は奥歯から治す事が多いです。これは最初に奥歯を治してしっかりした噛み合わせを確立してから前歯を治した方が前歯へかかる負担が少なく良くもつからです。

もちろん奥歯が、なくなってしまった場合は奥歯を作らなくてはなりません。歯がなくてもご飯は食べれるよという患者さんもいらっしゃいますが、奥歯がないと前の歯に負担がかかり全体的に崩壊して行ってしまう可能性が高いです。長い目で見てしっかり噛めるように治療をすることが重要です。

失ってしまった奥歯を治す方法は大きく分けて3つ

入れ歯

ブリッジ

インプラント

です。

どの方法でも良いですがしっかり噛み合わせの力を支える奥歯を作ることが重要です!!!また噛み合わせがないと噛み合わせのバランスが崩れ、全身のバランスも崩れていきます。

どんな状態になっている方でも諦めないで下さい。必ずご自身に合ったゴールがあります。是非ご相談下さい。

1ヶ月。

おはようございます。

世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐です。

本日、11月2日でオープンして1ヶ月を迎えました。たくさんの方にお祝いのプレゼントやメッセージを頂きまして本当にみなさんの力添えによってここまで来れたのかなと実感しております。そしてお手伝いに来て頂いた方々、医院まで遊びに来て頂いた方々本当にありがとうございます。お花とお菓子が溢れかえっております。

これからもこの世田谷の地で少しでも地域医療に貢献出来るよう精進して参ります。

これからも

『世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前』

を宜しくお願い致します。

スタッフと力を合わせより良い医院を作って行きます!!!!