2023年 2月 の投稿一覧

自分のお口の中、本当に見えてますか?

元気ですかー!?
歯科医師の中西です。

みなさんは、ご自分のお口の中を見ることってありますか?

「ハミガキの時に毎日見てるよ」って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、鏡越しじゃない、こんな感じで自分のお口の中を見た事はあるでしょうか?

 

前回の吾妻先生が書かれたレントゲンと同じく、当院では基本的に全ての患者さんに、お口の中の写真を全部で14枚撮影させて頂いてます。

それは何故か!
主な理由は2つあります。

 

ひとつめは、患者さんに、自分のお口の中の現状を見て知って頂くためです。

当院では、実際に撮ったばかりのこういった写真を一緒に見ながら、どこに虫歯があるかを説明させて頂きます。

このお写真をお見せする事で、患者さんから「こんなに大きい虫歯があったんですね」「自分の口の中って、こんななんですね!」というお声をよく頂きます。

中には、この写真をご自宅の洗面所に貼って、「二度とこうはならないぞ!」と歯磨きをがんばってらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。

 

ふたつめは、治療前と治療後で、変化を見て頂くためです。

・あの虫歯がこんなに綺麗になった
・何本もあった虫歯がここまで綺麗になった
というのを見ると、私たちはもちろん、患者さんもとても嬉しそうになさいます。

 

・自分のお口の中は今どうなってるのか
・治療後にどこがどう変わったのか
当然ですが歯は患者さんの体の一部ですので、この2点を患者さんご自分に見て知って頂くことを、私たちはとても大事に考えています。

今までなんとなく歯医者さん通いが続かなかった方は、ぜひこんな環境で歯医者さんに通ってみてはいかがでしょうか?

レントゲン撮影

こんにちは、歯科医師の吾妻です!

今日は当院ですべての患者様に行なっているデンタルX線10枚法についてお話ししたいと思います。

一般的に歯科医院さんの多くは初診時のレントゲン撮影で、パノラマX線と呼ばれる顎全体を一枚の写真で撮影することが多いです。

しかし当院ではこのようなパノラマX線ではなく、デンタルX線10枚法と呼ばれる細かく分けて撮影する方法をとっています。

それはなぜか。

それはデンタルX線という細かく撮った方法の方が、画像が鮮明で虫歯の見逃しが少ないからです。
パノラマX線は例えるなら世界地図のようなもので、デンタルX線はそれを拡大した日本地図のようなものです。
僕たちは、その地図を頼りにどこに虫歯があるのか、どの辺に神経が走行しているのかを確認しながら治療を行っています。
その地図が大きくて分かりにくい地図であれば、道に迷ってしまいます。
治療も同じで正しい地図を頼りに安心安全な治療を行うことができるのです。

以下の写真は同じ患者さんのパノラマX線を拡大したものとデンタルX線を比較したものです。
このようにパノラマでは写ってこない虫歯が、デンタルだとはっきり写ってくることが分かります。

当院ではこのように虫歯を見逃すことがないように、デンタルX線10枚法を採用しています。
虫歯があるか知りたい患者様や、少しでも質の高い医療を受けたいと考えている患者様がいましたら、ぜひ当院にお越しください。

最新機器登場✨

当院にE r.YAGレーザーが導入されました

E r.YAGレーザーの特徴は
①痛みが少ない
水を含んだ生体組織に対する蒸散能力が高く、表層にのみ反応が起こり、熱の発生が微少なため痛みが非常に少ない

②身体組織に負担が少ない
蒸散反応が照射部の表層に限定されて行われるため、他のレーザーに比べて透過光による組織深部への影響が少なくてすむ。
また、エナメル質にクラックがおこりにくく、照射用野周囲の照射エネルギー密度が低いため、周囲組織への影響はほとんどありません。

硬組織疾患
 う蝕除去
 くさび状欠損の表層除去

歯周疾患
 歯石除去
 歯肉整形
 ポケット掻爬
 フラップ手術
 
軟組織疾患
 歯肉切開、切除
 口内炎の凝固層形成
 小帯切除
 色素沈着除去

このような用途で使用できます。
ご興味ある方はぜひ担当ドクターへお問い合わせください