世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前院長の壱岐聰一郎です。
今日は入れ歯でをインプラントで固定する
『インプラントオーバーデンチャー』についてです。
毎度のことですが昨日、一昨日とお休みを頂きまして勉強会に参加してきました。そこで沢山ある論文を読み、どういう条件であれば長くもつのかなどを検討し、話し合ってきました。
単にインプラントを入れてその上に入れ歯をのっけるだけでは長期的には持ちません。
やはり一番大事なのはその前の入れ歯の設計をしっかりとする事が重要。インプラントはその補助に使って行くというのが基本的な考え方です。
もちろんインプラント自体も最終的な入れ歯がどのように入るかを決めた上でベストの位置に入れなければいけませんし、入れ歯とインプラントを何で繋げて行くか(磁石や金属のバーなど)などなど多くの検討要素がありそれが全て機能して初めて長く保つであろう事が分かっています。
下の入れ歯というのは色々な筋肉が邪魔をして外れやすかったりします。なのでインプラントで取れないようにしてあげようというわけです。
下の顎のインプラントオーバーデンチャーはアメリカなどではかなりスタンダードな治療法でアメリカでは保険適応になっているくらいです。
インプラントも通常のものより小さくて短いものでもOKなのでリスクもとても少ないですし長期の安定も良いです。
もちろんご自身の顎の骨が十分に残っている方の場合はそんなことをしなくても安定させていくことはできます!
今まで使っていた入れ歯がどうしてもカタつく、痛い、小さい入れ歯を使いたいなどのご希望のある方は是非のご相談下さい!