こんにちは、歯科衛生士の山本です。
今回は見逃してはいけない小児期の口腔習癖についてです。
お子さんの歯並びと顎の発達に大きく影響するのは、口の中で舌が正しい位置にない「舌癖(ぜつへき)」も含めた、指しゃぶり、口呼吸、唇を吸う・噛むなどの「口腔悪習癖(こうくうあくしゅうへき)」です。
あなたのお子さまに、こんなしぐさや癖は見られませんか?
- 指しゃぶりをしている
- 噛む力が弱い
- 発音が悪い(サ行・タ行・ナ行・ラ行)
- 舌の動きが悪い
- くちゃくちゃ音を立てて食べる
- いつも口を開けて息をしている
- 唇に力がなく口が閉じない
- 鼻の病気があり口で呼吸をしている(アレルギー性鼻炎・慢性鼻炎・蓄膿症)
- 喉の奥に病気があり口で呼吸をしている(扁桃肥大・アデノイド)
- 唇を噛む、唇を内側に吸い込んでいる
- 爪を噛む
- 歯ぎしりをしている
- 頬杖をつく、うつぶせで顔を横にして寝ている
- 歯をぐっと噛みしめているように見える
すべて無意識に行っている口まわりの悪習癖であり、複数のしぐさ、癖が現れることもあります。
思い当たる例をクリックして、歯並びや顔貌を含めどんな影響があるかをチェックしてみてください。