誤嚥性肺炎を予防しよう

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こんにちは

歯科衛生士・ヴォイストレーナーの華山です

新型コロナの影響で自宅に篭る時間が増えてしまってる方、多いのではないでしょうか。

日頃運動していない方でも、運動不足を感じている、姿勢が悪くなった、太ってきた、など感じていらっしゃる方、多いのではないでしょうか?

実は、姿勢が悪いと誤嚥しやすくなるのをご存知ですか?

誤嚥性肺炎は嚥下障害や口や喉の機能低下によるものだけではありません。喉の状態が良くても、姿勢が悪いことが原因でむせることがあるのです。

猫脊になって、顎を突き出した姿勢で物を飲み込むと、喉の筋肉が突っ張ってうまく飲み込めないのです。試しに唾を飲み込んでみてください。

加齢や運動不足などの影響で、硬く縮んでしまった体の筋肉をストレッチすることで姿勢が改善します。その結果、嚥下しやすくなったり誤嚥が減ったりします。

そこで今回は姿勢改善ストレッチのご紹介いたします。

①大きく深呼吸

両手を下から上にバンザイする様に上げながら鼻からゆっくり息を吸います。腕が耳の横にくるようなイメージでしっかり胸を広げて、脇やお腹が伸びている事を感じましょう。

口からフーっと息を吐きながら腕を下ろします。この時、胸を開いたままで、猫背にならないように気をつけましょう。

音楽に合わせてやるときは、4拍子がおすすめです。7拍でゆっくり息を吸い、8拍目で息を止めて、次の8拍で息を吐きます。

②肩の上げ下げ

両方の肩を息を吸いながらゆっくり上げ、息を吐きながら両方の肩を下げます。肩の上げ下げは肩甲骨(背中の羽のような骨)も意識します。特に下げる時に肩が内に入らないように背中に下ろすようなイメージがいいです。

音楽に合わせるときは、①の深呼吸と同じカウントがおすすめです。

③大あくび

腕を上に伸ばしながら、声を出しながら大あくびします。裏声がおすすめです♪ア〜でもオ〜でも構いません。口を大きく開き、息をたくさん吸って、たくさん吐きましょう!

次回は顔の筋肉のストレッチをご紹介します

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