こんにちは
歯科衛生士の伊藤です
今日は歯ぎしり、食いしばりについてお話します!
朝起きたときに顎が疲れていたり、だるさなどの症状がでることはありませんか?
歯ぎしりや食いしばりが原因で、お口や身体の健康に影響を及ぼしていることもあります!
歯ぎしりというと、睡眠中に歯が強く擦れ合ってギリギリと音が出る状態のことを思い浮かべると思います。
睡眠中の歯ぎしりは無意識に行うため力強く、歯や顎へのダメージも大きなものです。
また 人は眠っているときに限らず昼間でも無意識に歯ぎしりを行っています。
原因は人によって違いますが、最も有力な原因が「ストレス」によるものです。
強いストレスによって無意識に顎に力が入ったり、歯ぎしりすることでストレスを発散しようとしたりします。
他にも、何かに集中するあまり歯を食いしばっていたり、歯並びの悪さなどで噛み合わせが安定せず歯ぎしりをしてしまっていたり、アルコールやタバコ・逆流性食道炎などの疾患の影響など、様々な原因が考えられます。
歯ぎしりや食いしばりを放っておくと、顎関節症、歯周病の悪化、歯の摩擦・割れ、肩こり、頭痛、歯並びなど様々な不快症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
症状が重い場合もありますので、自己判断せずに歯の治療を兼ねて歯科医院へご来院いただくことをお勧めいたします!
当院では実際に患者様のお口の中を拝見し、就寝時に装着して歯ぎしりの負荷を和らげるマウスピースも作製可能です
しかし、マウスピースはあくまでも歯を衝撃から守るものであり、根本的な原因である歯ぎしりや食いしばりをなくすことはできません。
なので、マウスピースを使いつつ歯を離す意識をしたり、マッサージをするようにしましょう!