みなさんが型取りして入れる歯はどう作られるかご存知ですか??
今日は型取りした後、どのような過程でみなさんのお口の中に入るのか、を追っていきたいと思います。
まず、シリコンで型取りしたものはそのまま技工所に翌日送られます。
技工所に到着したものは一度石膏模型におこされます。
その後模型はスキャン(パソコン上に取り入れる)で3D化されます。
パソコン上で補綴物の設計が行われます。
設計された補綴物が機械によって削り出され、成形されます。
成形されたブロック体がまた別の機械で焼結(素焼き)されます。
手作業で色付けされます。
こんなにたくさんの歯の色から患者さんごとに合う色を絶妙に細かく筆で色付けされるんですよ!!
焼結
また色を重ねて細かく色調を調整します。
焼結
隣の歯との接触、噛み合わせを調整
医院に到着、お口の中へ
このような行程を経てみなさんのお口の中へ入ります。
今回、技工所さんへ見学に行きましたがどれもとても細かい作業で特に色付け作業は何度も色を重ねたり、細かい模様や陰影など本当に素晴らしい職人技を拝見しました。
自身の歯はもちろんですがこのような歯も大切にメンテナンスしていきましょう。