2022年 5月 の投稿一覧

うがい

 

こんにちは!

 

最近天気が悪く肌寒いですね

皆さん体調崩されてないですか?

 

今回はうがいについてです

帰宅したらまずは手洗いうがい

そのうがいの方法は2種類ありますね

 

口の中をすすぐ、ぶくぶくうがい

喉や気管の入口を洗浄する、がらがらうがい

 

先日患者様からどちらを先にした

方がいいのか?と質問がありました。

 

予防に効果的なうがいの順番は

①ぶくぶくうがい②がらがらうがい

と言われています(^ ^)

 

ぶくぶくうがいで口の中の菌をすすぎ出してから喉や気管の洗浄をするのです

がらがらうがいからすると、

お口に溜まった菌やウイルスを喉の奥にながしてしまうのでこの順番を守るだけでも、

効率的なうがいに変わると言われています!

 

ぜひ、帰宅したら手洗いと

ぶくぶく→がらがらうがいの習慣を(^^)

 

 

舌の筋力〜舌圧〜

こんにちは

歯科衛生士、ボイストレーナーの華山です。

舌の筋力「舌圧(ゼツアツ)」という言葉を知っていますか?

摂食・嚥下障害の中でいま注目されているのは舌の筋力です。

舌の筋力は30代から徐々に弱まり、本来口蓋に吸盤のように触っているはずの舌位置が下に下がって来てしまいます。

最近では子供でも舌位置が下がってしまっていて、歯並びに大きな影響を与えていることが分かっています。

舌の機能は

①味覚、触覚:味や硬さ、食感など感知して食べていい物かそうでないかがわかる高機能センサー

②噛んで細かくなった食物を唾液と混ぜ、ひとまとめにする

③食物を飲み込むため舌圧で食道に送り込む

④発音する(話す、歌うなど)

などがあります。

舌の筋力が低下してくると、うまく食物を飲み込めなくなり、むせたり、食べこぼしたりしてしまうようです。また、鼻呼吸も上手くできなくなり、知らない間に口呼吸がメインになっていたりします。

口呼吸になると、口腔内が乾燥して、舌に舌苔という舌の上が白くなり汚れが増えます。

上の図のように

舌全体が上顎(口蓋)に吸盤のように吸い付いている(陰圧)と、舌と口蓋の間に唾液が介在し、全体に唾液が回り自浄作用が高まります。さらに鼻呼吸も正しく行えます。

正しい舌位置は口蓋に舌が吸着し、歯は2mmくらい浮いていて、唇は閉じている状態です。鼻呼吸しかできないです。

是非やってみてください。

鼻炎の方は苦しいかと思いますが😅

正しい舌位置が上手くできない方は舌圧を測ってみるのもいいと思います。

当医院では、舌圧測定器をご用意しておりますので、気兼ねなくお尋ねくださいませ。

舌圧が弱い場合は、トレーニング方法もお教えいたします!

また、YouTubeに誤嚥性肺炎予防の体操を載せていますので、そちらでも訓練できますよ!