こんにちは!!
歯科衛生士の西垣です。
先日、勉強会へ参加してきました。
普段からよく耳にする「歯周病」ですが、歯周病を発症しているかどうかや、その進行度を評価するために、歯科ではプロービング検査というものを実施します。
プロービング検査とは簡単に言うと歯と歯茎の境目にある「歯周ポケット」の深さを測定するために行うものです。
プローブというメモリのついた器具を用いて検査します。
このポケットは1〜3ミリで正常と言われていて、歯周病が進むと、5ミリ、6ミリ、7ミリ、、、とどんどん深くなっていきます。
さらに、歯周病が重度になると、最悪の場合抜歯にいたります。
歯周病が進行すればするほど処置は大変になり、期間もかかります。
また、健康なポケット(1〜3ミリ)と比べて、
5ミリで7.7倍、6ミリで11倍、7ミリでなんと64倍、歯を失うリスクがあります。
歯周病は痛みがないことがほとんどです。
自覚症状が出にくく、知らない間に症状が大きく進行していることもある恐ろしい病気です。
セルフケアも大事ですが、歯科医院にて定期的に検査を受けることで、お口の中の状態を把握できます。
新年度になったこのタイミングでぜひ、お口の中の現状を一緒に確認しましょう!
皆様の来院を心よりお待ちしております。