マイクロスコープを用いた精密根管治療

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こんにちは。

歯内療法担当の騎馬です。

当院では、再治療までの期間を長くするために、根管治療を大事にしています。

歯は一度穴が開いてしまうと二度と元には戻りません。

ですので、治療として歯に人工物を入れるのですが、あくまで人工物なので、100年(一生)は持ちません。いつか必ずやり直す日がやってきてしまいます。(よって、前提として予防が大事です)

特に、神経まで取ってしまった歯は、痛みも出にくいので知らず知らずのうちに虫歯ができ、根管の中に菌が多量に感染しています。

この歯のやり直しは何回もできません。3回くらい根管治療(根の治療)をやり直す頃には、根の方まで虫歯が進行し、かぶせが入れられない状況になっていることが多いです(土台(根)が弱くて家(かぶせ)が建てられない)。

これらのことより、根管治療の精度が歯の長持ちにかなり影響します。根の中の感染(菌)をいかに取り残しなく取り除き、いかに再感染(再び虫歯ができて菌が入ってしまう)を防ぐかが、キーになってきます。

下の動画は、汚れてしまった根管の感染を精密に取

っていくとこんな感じになるという映像です。痛みが出ないうちに、こんなにも根の中は汚れています。通常の根管治療では、隠れてしまって見つけられない(けれども菌は侵入できるので再発を繰り返す原因になりやすい)根管も開けていっています。

痛みもなくて困ってない歯にはこんな風になってしまっている歯が多数あります。

痛みが出るころには手遅れになっていることが多いので、古いかぶせなどある時は一度チェックされることをお勧めします。

 

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