カンタン!誤嚥防止の運動

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こんにちは。

歯科衛生士 ヴォイストレーナーの華山です。

今回は誤嚥を防ぐ運動についてお話しします。

以前、「誤嚥性肺炎」について書かせていただきました。

「誤嚥性肺炎」は食べ物や唾液、あるいは胃液などが細菌とともに肺に入り込み、炎症を引き起こされた状態で、死にも繋がりかねない危険な病気です。厚生労働省の発表で日本人の死亡原因の第3位に「肺炎」が浮上してきました。特に高齢になってからの「肺炎」は「誤嚥性肺炎」が多いのです。

その一つの原因として、口腔内の環境が悪化し、口腔内細菌が多い状態で誤嚥することで肺炎になることがあります。

飲み込む力は30代〜40代には衰え始めています。しかし、自覚症状があまりないため、高齢者になってからの症状と思われがちです。飲み込む力は筋力の衰えと関わりがあります。

まだ衰えていない若いうちから意識しておく事で、誤嚥性肺炎を予防することができます。また、高齢になってからでも運動する事で鍛えられますので、是非試してみてくださいね。

日常の運動としてオススメは「おしゃべり」「笑うこと」「カラオケで楽しく歌うこと!」です。

「おしゃべり」も「笑うこと」も「歌うこと」も、息をたくさん使い、言葉を操り、声のトーンを操る、体全身を使った立派な運動です。そして、食事の時も使っている筋肉です。

自分の歯で美味しく食事が出来て、楽しく笑っていられるって素敵ですよね!

次回は具体的な運動をご紹介いたします♪

⑴喉を鍛える

⑵声帯を鍛える

⑶舌を鍛える

⑷咀嚼筋・表情筋を鍛える

⑸姿勢改善エクササイズ

⑹口腔ケア

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