根管治療の精度について

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おはようございます!

世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐聰一郎です。

今日は歯科でも良くある根っこの治療について書きたいと思います。

当院に根っこの治療のセカンドオピニオンでいらっしゃる患者さん達は3ヶ月、半年くらいずっと根っこの治療をしていてなかなか治らないとおっしゃる方が多いです。

根っこの治療『根管治療』は細菌との闘いです!

一度感染してしまった根っこの中の細菌をゼロにするのは不可能ですが、ある一定の数を下回る事によって症状は消えて(絶対ではないですが)治癒は進んでいきます。

これに絶対的に必要なこと

○治療期間内に唾液などが根っこの中に入っていかないこと

○機械的に感染部位を取り除くこと

○しっかりと消毒薬で洗浄を行うこと

○最後にしっかりと封鎖すること

様々なステップをしっかりとこなす事で治る確率が上がっていきます。

何度も何度も繰り返し薬を入れ替えるだけの治療では細菌数は減って来ません。

虫歯を取り残したまま、ラバーダム(前のブログにあります)もせず治療を何ヶ月もしていたら治るものも治りません。

根っこの治療は感染のない、一番初めの時の治療が本当に大事なのです。上に書いてあるような雑な治療では感染のない歯に感染を起こしているのと同じです!!

みなさんが通っているクリニックではちゃんとそのような丁寧な治療をしてくれていますか!?1回目の治療がしっかりしていないと一生その歯で困る可能性がかなり増えてしまいます。

神経を取らなくてはいけないと言われてしまったら一回立ち止まって考えてみて下さい!!

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