小児歯科への取り組み

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おはようございます。世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐です。土日はお休みを頂きましてスタッフと一緒に山形にある予防歯科の第一人者である熊谷先生のクリニック『日吉歯科』のセミナーに参加して来ました。ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございません。

さて、今日は小児歯科についてです。

みなさんは小児歯科をどのようにお考えですか???

子供が痛がったりしたらいけばいい?

虫歯っぽいのが出来たらいけばいい??

1歳半検診、3歳児検診を受けていて虫歯がなければ安心?

たまにフッ素を塗ってもらえば安心?

それは全て本当の意味での小児歯科ではありません。従来の日本の医療制度だと虫歯が出来る→検診で見つける→詰め物で治してもらうでは本当に綺麗な永久歯列を獲得するのはかなり難しいでしょう。

子供の歯は大人の歯に比べて乳歯にしても永久歯にしても本当に虫歯になりやすいのです。

そして

乳歯が生え始める

乳歯列が完成する

永久歯が生え始める

永久歯列が完成する

12歳臼歯が生えてくる

と各ステップによって全くリスクが異なります。

さらに食事の環境、生活環境も短期間でゴロゴロ変わってしまいます。

なのでしっかりとお子さんの虫歯へのリスクを把握して一人一人に合った予防プログラムを立てる必要があります。

食事を変えたらいいのか?

ブラッシングをがんばればいいのか?

飲み物を変えたらいいのか?

間食を減らしたら良いのか?

フッ素を使えば良いのか?

フッ素入りの歯磨き粉を変えた方がいいのか?

お子さんのリスクは千差万別。

その子一人一人に合った予防をしていかないと高いリスクの子は綺麗な永久歯列を完成させるのはほぼ不可能でしょうし、低いリスクの子でもたまたま良い歯列を獲得して良かったねと結果オーライ的な予防では心配ではないでしょうか?

小さいお子さんの歯を守るのは家族ですし、小学生になって自分でのブラッシングに移行していく際にちゃんと歯科に通い、セルフケアを獲得するにはご家族の力が必要不可欠なのです。

家族の中でも個人が持っているリスクはバラバラです。家族全員でしっかりとした検査を行い、リスクを知り、歯のこと、虫歯のことを良く知ってもらう事が本当に大事です。

健康な永久歯列を完成する事は本当に子供達にとって生涯の宝物になるでしょう。

親から子への最高のプレゼントです。

下の前歯が生えたら予防のスタートです!!!

正しいケアで子供達の未来を守って行きましょう!!

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