歯磨き大好き日本人。なのに虫歯が多いのは何故!?

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おはようございます。世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐です。

厚生省が行った調査によると毎日歯を磨く人の割合は95%、その中でも1日2回磨くという人は73%とかなり高いです。

しかし、こんなに歯を磨くのが好きな国民なのに虫歯の数は先進国の中でも最も多い国の1つに上がっています。30代で虫歯の数は10本を超え、45歳前後で虫歯の数は全28本(親知らずを除く)のうち半分を超えているそうです。

ではこれは何故なのでしょうか!?

これが日本の医療の矛盾なのです。幼い頃に歯医者に行って痛い、怖い思いをして歯を削り、プラスチックの白い樹脂や、銀歯を詰めてもらった記憶はないですか!?

実はこれが落とし穴なのです。

銀歯を入れてもらってしっかり治してもらったと思ってはいませんか??

実はその歯の虫歯は完全に『治癒』したわけではありません。虫歯菌はまたその銀歯の下に出来て来るのです。

保健治療で国から指定されている金属『金銀パラジウム合金』は合金の半分が銀で出来ているのでお口の中で錆びてきますし、銀の柔らかさを補う為に入れているパラジウムも多くの方にアレルギー反応が出るとヨーロッパの国の中では使用を禁止している国もあるくらいのもので世界的にもほとんど使われなくなってきており今はほぼ日本だけでつかわれている状態です。

つまり、その錆びにの間からまた虫歯(二次カリエス)が出来てしまうのです。

なので、まずは当たり前の様にされてきた歯を削る治療というのをなくしていかなければなりません。もちろん、私たちも深くなってしまった虫歯は削る他ありません。なので虫歯が深くなる前にしっかり『予防』をしてそれ以上進行させない様にすることが重要です。

そしてもし削らなくてはいけなくなってしまった歯には高い精度で、お口の中で劣化をし辛い材料で治してあげることが重要です!!

『予防歯科』と『精密診療』がとても大事です!!

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