部分入れ歯
部分入れ歯の種類
1.コストを安くできる保険の入れ歯 | |||
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コスト メインテナンス 使用感 はずれやすさ 噛み心地 |
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高齢で噛む力が弱くなっている人にお勧めの入れ歯です。 保険診療の中で作ることができ、金属のフックとプラスチックの歯と歯茎で作られています。 |
2.見た目がきれいなフックのない入れ歯 | |||
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コスト メインテナンス 使用感 はずれやすさ 噛み心地 |
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保険診療の入れ歯では金属のフックが気になる方にお勧めの入れ歯です。 金属のフックの部分を歯や歯茎の色のプラスチックで作られています。自費診療となり8万円〜30万円程度です。 |
3.金属で薄く補強できる入れ歯(金属床義歯) |
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コスト メインテナンス 使用感 はずれやすさ 噛み心地 |
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入れ歯がよく壊れる方にお勧めの入れ歯です。 歯茎にあたるピンクの部分と歯にかけるフックの部分を一体化し、強度を増して薄くした入れ歯です。 |
4.残っている歯で安定させる入れ歯(コーヌスクローネテレスコープデンチャー) | |||
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コスト メインテナンス 使用感 はずれやすさ 噛み心地 |
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インプラントは避けたいが、硬いものも噛みたい方にお勧めの入れ歯です。 残っている歯を入れ歯の中に取り込み、入れ歯の支えにする方法です。 |
5.取り外しをしないインプラントで固定(インプラントオーバーデンチャー) | |||
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コスト メインテナンス 使用感 はずれやすさ 噛み心地 |
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なるべく違和感なく使いたい、残っている歯を大切にしたいという方にお勧めです。 歯の無くなったところに人工の歯根(インプラント)を入れて、インプラントを支えにして、上に入れ歯をのせる方法です。 |
部分入れ歯の作り方
入れ歯は自分の歯にひっかけるためのバネ、人工の歯、人工の歯ぐきでできています。
大きさは1本だけのものから総入れ歯に近いものまで様々で、形も人によって違います。通院回数は5回〜程度かかります。
① 歯型を取る(最初の死)
歯がなくなってしまった部分の歯型とかみ合う歯の歯型を取ります。
② 噛み合わせをとる
歯がなくなってしまった部分の歯型とかみ合う歯の歯型を取ります。
③ 顔の上顎のバランスをとる(フェイスボー)
特別な機材を用い頭蓋骨と上顎のバランスを見ます。
④ お顔のバランスをとる
お顔の写真を撮りバランスを見ます。
⑤ 人工の歯を並べる
歯並びや歯茎の位置を確認するために人工の歯を並べて、お口の中で合わせます。
⑥ 部分入れ歯を付ける
できあがった入れ歯の形を口の中の状態と合わせながら調整していきます。
噛み合わせや入れ歯を噛んだ時に歯茎にあたって痛むところがないか確認していきます。
初めて入れ歯を使う方にはこの時取り外しの練習やお手入れの方法の説明をします。
⑦ 調整する
新しい入れ歯は使いながら、当たるところや痛いところを削って、調整していきます。
これは買ったばかりの新しい靴を履くと靴ずれができてしまうのと似ています。
※保険外の物は上記と異なった手順を行う場合がございます。
そのため、入れ歯を入れてからも何回か調整に来ていただく必要があります。