誤嚥性肺炎という病気を知っていますか?

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こんにちは。歯科衛生士の華山です。

今回は「誤嚥性肺炎」についてのお話です。
最近、テレビでも予防を促す内容の放送が流れていますね。

では誤嚥性肺炎とはどんな病気なのでしょうか。
「誤嚥」とは、食べ物や唾液などが誤って気管に入り込むことです。「誤嚥性肺炎」は食べ物や唾液、あるいは胃液などが細菌とともに肺に入り込み、炎症を引き起こされた状態で、死にも繋がりかねない危険な病気なのです。厚生労働省の発表で日本人の死亡原因の第3位に浮上してきました。

誤嚥性肺炎を招く最大の要因として、食べ物を飲み込む力の低下が指摘されています。飲み込む力が落ちてしまうのは、のどの衰えが原因で、40代から衰えていくと言われています。

しかし、自覚しにくく、深刻な人ではむせることもなく、誤嚥に気づかない場合もあります。
加齢によるのどの衰えや飲み込む力の低下はある程度は仕方がないことかもしれませんが、鍛えて強くすることが出来ます。

次に当てはまる方は要注意です!チェックしてみてください!

□ 食事中にむせたり咳き込みやすくなった
□ のど仏の位置が首の真ん中より低い
□ 食事の時間が長くなった
□ いつも口数が少ない
□ 錠剤が飲みにくい
□ 運動不足
□ 液体の方が固形物よりも飲み込みにくい

1つでも当てはまる方は飲み込み力が衰えているかもしれません。

次回は「ご飯を飲み込む(嚥下えんげ)」メカニズムをご紹介しますね。

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